令和元年度第1回習志野市(通称)心が通うまちづくり条例における体験講座

<習志野市>

名称:心が通うまちづくり条例における体験講座(バスケットボール)
日時:令和元年9月7日(水) 午後1時30分 ~ 午後4時15分(受付:午後1時より)
場所:東部体育館(習志野市東習志野3-4-5)

平成28年4月に通称「習志野市心が通うまちづくり条例」が施行されました。
本条例は障がいの有無にかかわらず、すべての市民が互いに尊重し、支えあいながら生きる社会を実現することを目指しています。
障がいのある人の情報やコミュニケーションを保障し、全ての市民が支えあうまちづくりを促進するため、市民等を対象として、障がい及び障がいの特性を理解するために「障がいのある人を理解しよう」をテーマとして、市民が障がいのある人の生活のしづらさを体験及び意見交換をして障がいや障がいのある方について理解を深める。

車いすバスケットボールメンバーによるトークショーコーナー

昭和44年に労働災害者の訓練施設として「千葉作業所チーム」が誕生しました。
昭和60年に千葉市内の千葉県障害者スポーツ・レクリエーションセンターに活動場所を移す際に、現在の名称である「千葉ホークス」としました。パラリンピック等の国際戦にも多数の日本代表選手を輩出している強豪です。
3名の選手とマネージャーの参加により車いすバスケットボールについてトークショーを進めました。
トークショーだけでは、車いすバスケットボール競技の「すごさ」が伝わりにくいのでデモンストレーションも織り交ぜてのショーとなりました。
右側の写真をご覧ください。片方の車輪で身体を支えてポストプレーのようなシュートを打っています。

<千葉ジェッツふなばしアカデミースタッフによるバスケットボール体験>

Bリーグ(プロバスケットボールリーグ)の強豪である、千葉ジェッツふなばしのアカデミースタッフによるバスケットボールの体験プログラムの様子です。
児童には、ボールを使用したゲーム感覚のトレーニング、親子ペアになったボールパスのトレーニングなど笑顔が見られる体験となりました。
体験内容の説明では、わかりやすさに配慮が随所に感じられるものでしたが、しっかりとした理論的な根拠を丁寧に説明され、質の高い体験が進められました。
もちろん大人の参加者へは、シュートフォームの説明から実際のシュート練習とすすみ、ネットを通過する音に、達成感を味わうことができました。

<千葉ホークスメンバーによる車いすバスケットボール体験>

バスケットボールコートのエンドから反対側のエンドに参加者が車いすで移動します。鬼役の千葉ホークスの選手に身体をタッチされるとアウトとなる鬼ごっこのような体験です。
千葉ホークスの選手の「すごさ」を感じました。ほとんどの体験者はエンドラインのゴールに到達することができませんでした。
実際に車いすを操作しながらのドリブルやシュートは初体験です。
ゴールの高さは、通常のバスケットボールゴールと同じ「3m5㎝」です。
車いすバスケットボールの全日本選手権には、1チーム2名までの健常者がエントリーできるようになりました。今回の体験会で興味を持った人がいると良いですね。

習志野市の「心が通うまちづくり条例における体験講座」という行事です。
聴覚障害の方への支援のため、終日、手話通訳者が2名参加して、コミュニケーションのアシストをしてくださいました。